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【現場レポート】まにこいん「ヘルスケア機能」を通じて、醍醐桜の保全活動と出会う

フィノバレー「まにこいん」推進担当の柿原です。
岡山県真庭市で展開されているデジタル地域通貨「まにこいん」で、人とまちをつなぐ活動を行っています。
趣味は野外で肉を焼くことです!

「現場レポート」では、それぞれの地域で活動しているフィノバレースタッフが、現場で「楽しい」「美味しい」「面白い」と感じたことを、カジュアルにお伝えしていきます!

最後までお読みいただき、真庭市や、まにこいんについてはもちろん、地方創生の面白さに興味を持っていただけたら嬉しいです。

デジタル地域通貨「まにこいん」とは?

デジタル地域通貨「まにこいん」は、岡山県真庭市内で使えるデジタル地域通貨です。
2023年11月に本格スタートし、くらしに寄り添うキャッシュレス決済として、地域経済の活性化や市民の利便性向上に貢献しています!

市の面積の約8割が森林に覆われているとも言われる真庭市。
初めて聞いた地名だ!と思う方も多いのではないでしょうか?

実は真庭市は岡山県最大規模の自治体でもあり、その豊かな自然を活かした観光事業や、移住先としても近年人気が高まっているんです!

南北に広大な真庭市は、季節の移ろいをじっくりと楽しめるのも魅力。
特に、およそ1か月にも及ぶ桜の開花期間の長さは有名で、桜は真庭市の花にも指定されているんだとか。
市内各所に桜の名所が数多くあり、まちの方々に親しまれています。

そんな真庭市の人口は約4万人。
やはりここでも人口減少や高齢化といった、深刻な問題に直面しているんです。

「まにこいん」はそのような地域課題の解決を後押しするべく、決済機能だけではない、さまざまな新機能を開発しています!

そこで今回は、便利な機能の一つであり、ユーザーの健康づくりを手助けする「まにこいん健幸ポイント」機能を実際に地域に出向いてご紹介してきました!

まにこいんを使いこなすご婦人たち

やってきたのは地域のとある集会。
みなさんの賑やかな会話に耳を傾けてみると、

「私、スマホわからないのよ~」
「いつも家族にやってもらっているから…」

なんて声が飛び交っています。
それでもよくよくお話を聞くと、なんとご自身でチャージから決済まで、どうやら「まにこいん」の使い方はばっちりのようです。

なんでも、ご近所のスーパーが「まにこいん」加盟店なので、普段のお買い物で段々と慣れていったのだとか。

スマホの操作に不安があっても、お店の人とのコミュニケーションが生まれる「まにこいん」だから安心してチャレンジできたんですって!

ユーザーに直接アプリの感想を聞けるのは、本当に嬉しい時間です。

歩くことが”健幸”の秘訣

さて、地域の皆さんとの会話も弾んだところで、早速「まにこいん」の新ヘルスケア機能「まにこいん健幸ポイント」のご紹介!
「まにこいん健幸ポイント」は、スマホの歩数計機能と連携し、自動で歩数を取得するシステムです。
歩数記録に加えて、体重や血圧、食事の情報を記録することで、「まにぃポイント」を貯めることができるんです!
たまったポイントはもちろん、まにこいん加盟店で利用できます!

「まにこいん健幸ポイント」について、詳しくはこちら
1日8,000歩以上で1pt付与、これを月に10回達成すると100pt付与など、健康をサポートできるうえにお得にお買い物も楽しめちゃう、ちょっとすごい機能なんですよ!

高齢化が進む地域だからこそ、この機能は大人気!
それでも、1日に8,000歩はハードルが高いかな...?と思いきや、
「畑仕事で歩くから、天気が良ければ8,000歩くらいは達成できるわよ!」
なんて簡単におっしゃるパワフルな皆さん!
「まにこいん」アプリを使いこなす元気の秘訣は、ここにあったんですね!

地域で守る、樹齢1,000年の「醍醐桜」

皆さんとお話していると、ふと壁に貼られた「醍醐桜」のポスターが目に入りました。

普通の桜の木をいくつも束ねたような太さの立派な幹と、満開の桜の写真が載ったポスター。

気になってそばに座っていたおばあちゃんに聞いてみると、
真庭市の醍醐桜は「里山の千年桜」とも呼ばれ、樹齢はなんと約1,000年!日本名木百選、さらに岡山県の天然記念物にも指定されている観光名所なんだそう。

この地域の皆さんは、この醍醐桜の保全活動に取り組んでいるんですって。
皆様の努力があって、醍醐桜は長い間美しい姿を保ってこれたんですね。

しかし、この美しさを守り続けてゆくには十分な保全費用が必要。
費用を賄うため、ふるさと納税を募ったり、地域外からの協力も必要とされているそうです。

まさに「まにこいん」が協力できそうな地域課題です!
ゆくゆくはこのような町ならではの課題解決にも貢献できたらいいなと感じます。

現場に出かけると、新たな出会いと可能性に触れられて、本当にありがたいです。
ネット検索だけでは知りえない、現場ならではの学びや出会いを大切に、これからのデジタル地域通貨事業を盛り上げていきたいです!

次回の「現場レポート」にも乞うご期待!


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