【社員インタビュー#6】Android未経験で入社!現在チームリーダーとして活躍!!
チームメンバーの成長がやりがい!みんなのお困りごとを解消するために日々開発にも取り組む!
現在はモバイルアプリチームのリーダーとして大活躍している照井健司さんにインタビューいたしました。(インタビュー兼ライター:須田)
Android未経験からチームリーダーへ!
ー簡単に照井さんのご経歴を教えて下さい!
前職では独立系SIerに12年間在籍、システムエンジニアとして従事していました。
前半のキャリアは受託開発がメインでした。大手SIerの請負で官公庁等の案件が多く、そこでは主に実装担当として従事していました。
後半はプレイングリーダーとしてメンバーの管理をしながら、大手SIerを返さずにプライム案件を担当。主に上流工程に携わっていました。PMと一緒に要件定義や進捗管理を行ったり、協力会社との調整業務をしていました。人手が足りていなかったため、フロントエンドやサーバーサイド、(といってもJSPやVB、Javaがメインでしたが)の実装作業もしていました。
ーフィノバレーにはいつ入社しましたか?
2018年に株式会社フィノバレーにAndroidエンジニアとして入社いたしました。現在Androidアプリエンジニア兼モバイルアプリチームのリーダーとして従事しています。
Android側は島本さん、iOS側は眞名子さんを筆頭にチームが構成されており、モバイルアプリ全体のリーダーをしています。
ー転職前、Androidアプリ開発での実務経験はお持ちでしたか?
いいえ、全く実務では触れていませんでした。Androidアプリの開発はもともと趣味ではじめていました。転職してからAndroidの実務を経験しています。
ーすごいですね、Androidに出会ったきっかけはなんでしたか?
Androidに出会ったきっかけが、
前職で「とあるPMの資格」を取る機会があったんですね。その当時、技術系以外の資格勉強は正直苦痛でした。
その時にどうすれば辛くなくなるかを考えた結果「勉強用にクイズ形式のアプリを作れば楽しくなるのでは?」とヒラメキ、勉強が乗り気になるようにアプリを作りました。
当時、私はXperia arcoをもっておりJavaでAndroidアプリを作れることは知っていました。そこで、どうせアプリを作るならモバイルにして電車やちょっとした時間にクイズ形式で勉強できるようにしたら楽しすぎるのでは、と想像しつくったのがAndroidとの最初の出会いになります。
アプリは完成し、無事にその資格にも合格できました!ここで私がXperiaではなくiPhoneを持っていたらiOSエンジニアになっていたかもしれないです。
ーそのアプリをリリースしましたか?
リリースはしていません。自分の中でおさめています。
ーそうだったんですね、なぜAndroidエンジニアとしてキャリア転職しようと思ったのですか?
実は先ほどお話しした資格勉強のアプリを作った際、Androidのアプリ開発はもうやりたくないなと思っていました。
なぜかというと、当時Androidはver2.3でEclipseというIDEを使用して開発したのですが、環境構築だけで一苦労でメモリも大量に消費するわ動作が重いわで、今と全然違いめちゃくちゃ辛かったです。
その後、しばらく時間が経ったあと・・2016年頃でしょうか、DroidkaigiというAndroidのイベントが開催されていることを知りました。イベント自体には参加しなかったのですが、そのイベントでカンファレンスアプリというのがGitHubにアップされていたんですね。そのコードを読んでみたときに、自分が数年前に一度経験したAndroidと全然違うと衝撃を受けました。もともと独自で調べながらコードを書いていたのですが、そのカンファレンスアプリはRxJavaやDaggerをはじめ様々なライブラリを使用しており、私にとってとても斬新で面白いものでした。その後もコードを読みふけってみて、それらのライブラリやアーキテクチャ構成をまねたアプリを自分でもつくりたいと思い、実際にAndroidアプリ開発を再びやってみたところハマってしまいました。
翌年2017年2月に今度はDoridkaigiに参加をしたのですが、そこでAndroidをやりたい思いが一層強くなり、自分でAndroidアプリをもっと作ってみたいと強く感じるようになりました。
それと同時に、Androidアプリのコードはなんとなく書けるようになった気がしてきたものの、独学では限界を感じていました。Androidアプリ開発ができる企業で現場のエンジニアと接した方が圧倒的に学習が早いだろうと思いはじめました。どのようにアプリ開発をしているのか、リリースはどのようにやっているのか、またコードレビューで学べることも多いと思いましたので転職をすることを決意しました。
前職だとマネージャーとしてのキャリアが導かれており、このまま上にあがっていくより、まだまだものづくりをしていきたかったということも転職を決めた要因として大きかったと思います。
チームリーダーの業務内容
ー今は主にどのようなことをしていますか?
最初にAndroidアプリエンジニア兼、と言いましたが実際にはAndroid開発はほとんど島本さんにお任せしており、島本さんの手が回らない時に手伝っている状態です。
本業のMoneyEasy開発はメンバーにまかせつつ、社内で「こんなツールがあれば嬉しいな」というのが代表やメンバーからたまに上がってくる(または勝手に想定する)ので、そういった要望に答えるようなツールをつくっています。
今までだと次のような3系統のツールを依頼されることが多いです。
①顧客の作業効率をあげる簡易ツール(イベントなど短期で使用するもの限定)
②社内用のツール(作業効率をあげるため)
③テスト用モックツール(主にモバイルアプリチーム用)
ー開発をしながらリーダー業務も兼任されているんですね!他には何をされているんですか?
社内でQAチームが11月から発足してそのチームもまとめています。
今までモバイルアプリチームやPMチームでテスト作業をしてたのですが、自分たちが実装したアプリを自分たちでテストする場合、どうしても思い込みで見落としたり、そもそも工数的な要因で確認できる範囲が限られてしまいます。PMも非常に忙しくなかなか時間を取ることができません。
現在はQAチームに2名の業務委託の方がジョインしてくれたため、上記問題が解消しつつあります。チームが軌道に乗るまでは自分がリーダーとしてまとめています。
QAチームのリーダー候補も現在採用募集中です。
他にも
・モバイルアプリチームの朝会
・メンバーとの1on1
・困ったことがあれば相談
・PMとのパイプ役
など色々していますが、メンバーの主体性を求めている社風のためメンバーが主体的に動いてくれてとても助かっています。
弊社の社風として能動的に動かないと仕事がなくボーッと過ごすことになりかねないので、基本的に自分から仕事を取りに行く雰囲気作りを心がけています。ただ、緊急に課題やタスクなどが発生した際はお願いすることも多いです。
ーチームの雰囲気はどのような感じですか?
ギスギスしている雰囲気はないです。
会議を少なくしようと意識していることもあり、朝会以外でアプリチームが集まる場はほとんどないのですが、朝会時に相談や雑談をしながらコミュニケーションを取っています。技術の話やこんなことがあったんだけど知ってる〜?といった話しをしています。他にも「今日寒いですね」「低気圧なので頭がいたいです」など。
意見を言いにくい、誰か怖いというのはなくて比較的ふらっと話せています。また上下関係を作りたくないため普通に接する感じで話していますね。
ーリーダーとしての心がけていることややりがい
リーダーは苦手意識がありましたが、メンバーから信頼されるのが一番なのかなと思っています。なので気さくに自ら話すように意識しています。
嬉しいのはメンバーの成長を感じられることです。島本さんや眞名子さんは入社した当初のときに比べて目に見えて成長しているので、やっぱり嬉しいですね。
ー現場の課題はありますか?
課題はたくさんあると思います。その中でもiOSの技術的負債が今一番の課題です。
これは私が以前投稿した記事でも書いていますが、入社した当初はAndroid/iOS/サーバ全てに技術負債がありました。今後も事業継続していきそうと判断したら早い段階でアーキテクチャそのものを改善し保守性を高めていくとその後も楽になるのですが、iOSは当初の環境のまま現在まできてしまっています。
加えて、以前はiOSメンバーの入れ替えが比較的多く発生しており、様々な人の思想がコードにおちて機能追加や改修もツギハギで行われた経緯があります。このような状態のため、Androidと改修スピードの差が大きくなり、iOSが逼迫してアプリチームとしてこの機能追加(や改修)はできないというケースが発生してしまうので、解消していかないといけないと思っています。ここは眞名子さんに多く苦労をかけているところですが、現在プランニングまではできているので、今後iOSチームと相談して解消をして行こうと考えています。
ただ、これまでも、そしてこれからも機能追加や改修は多いことが見込まれるので頭を悩ませています。本当はiOSのスペシャリストでリファクタリング大好きな人がきて支えてほしいです。
ーどんな人と働いていきたいですか?
2つあります。
1つ目は、技術的に意欲を持てる人。技術が大好きで日頃から最新動向をみて、それについて話して和気あいあいとできる方。
2つ目は人間性です。例えば、利己的で尖った人や人を攻撃したりする人は合わないと思います。HRTの原則である、謙虚、尊敬、信頼を大切にしたいと考えています。これに共感できる人と一緒に仕事をしたいですし、今の会社のメンバーはみんなそうだと思います。
ありがとうございました。
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